今回は、実際にどのようにスモールビジネスを始めれば良いのかについて
具体的なHOW TOの部分をご紹介します。
市場の見極め方、準備しておくこと、備えるべきスキル、
マーケティングフレームワークなど
教養を深めていきましょう。
目次
1. 市場の見極め方と成長戦略
2. スモールビジネスを始めるための準備
3. 必要なスキル
4. マーケティングフレームワークの理解と活用
5. 私の〇〇
1. 市場の見極め方と成長戦略
スモールビジネスを上手く軌道に乗らすためには、
まず最初に市場の正確な見極めが鍵となってきます。
以下の方法で市場を見極め、成長戦略を立てましょう。
市場の決め方は、好きな分野であることをオススメします。
例えば美容が好きなのに、伸び代があるからと半導体の事業を始めても
調べる気力も上がらなければ、その領域の人と高い熱量で話し合うことができません。
➀市場調査のやり方
市場調査は、ターゲット市場の需要、競合、顧客のニーズを把握するフェーズです。
オンラインアンケート、インタビュー、既存データの分析などを通じて情報を収集します。
➁ペルソナの作成
典型的な顧客像(ペルソナ)を作成し、そのペルソナがどのような問題を抱えているのか、
どのような価値を求めているのかを具体化します。
➂競合分析
競合他社の強みや弱み、戦略を分析し、自社の優位性を見極めます。
SWOT分析を活用して、差別化が図れるポイントを探りましょう。
➃トレンドの把握
業界のトレンドや技術を把握し、市場の変化を常に掴んでおく必要があります。
特に海外の業界レポートやニュースを定期的にチェックすることで
「時代遅れの戦略だよね」というのを防いだりインスピレーションをもらたりもするので
必ずチェックするようにしましょう。
2. スモールビジネスを始めるための5つの準備
会社、事業の立ち上げ経験をもとに、
必要な準備を5つご紹介します。
➀ビジネスプランの作成
まずは、ビジネスプランを作成します。
これには、ビジネスの目的、目標、市場分析、競合分析、マーケティング戦略、
財務計画などが含まれます。
詳しくはFashion innovation LABの「ブランド計画書」のコンテンツをご覧ください。
➁資金調達
事業を始めるには、初期投資が必要です。
スキルや経験をもとに0円から始められる事業ももちろんありますが、
ほとんどは事業投資、銀行ローン、クラウドファンディングなど、
資金調達を行う必要があります。
最初から投資をしてもらうのは難しいケースが多いため、
自己資金を蓄えておいたり、クラウドファンティングがオススメです。
➂法律的な手続き
ビジネスを合法的に運営するためには、
必要なライセンスや許可を取得する必要があります。
法人登記、税務登録、労働法に関する手続きなどを確認しておく必要があります。
➃事業場所の確保
オンラインビジネスであれば自宅でも可能ですが、
物理的な店舗やオフィスが必要な場合は、適切な場所を確保する必要があります。
今ではいろいろな形があるため、株式会社タイミーのように
オフィスを持ちつつ気分によってシェアオフィスが利用できる環境を
整えている会社も多く存在します。
➄人材確保
1人でフリーランスのような動きで仕事を始めることもできますが、
事業拡大のビジョンがある場合は、共感してくれるメンバーを集めて行った方が
スピード感が格段と上がります。
3. 必要なスキル
ご紹介する全て一人でスキルを習得する必要はなく、
得意なメンバーを集めていく方が早い場合もあります。
下記のスキルはビジネスを行う上で揃えておくとスムーズにいくので
社内に置いておくことを意識しましょう。
➀経営スキル
ビジネスの基盤を築くために、経営の基本を理解することが必要です。
会社の方向性、収支計算、予算管理、財務管理など
地味ですが会社の未来やお金も関わってくるため
信頼のおける仲間と行いましょう。
➁マーケティングスキル
顧客を獲得し、ビジネスを拡大するために、
効果的なマーケティング戦略を立てる能力。
市場調査、ターゲット層の特定、プロモーション手法の選定などが含まれます。
➂コミュニケーションスキル
BtoBでなくとも、クライアントや顧客とのコミュニケーションが非常に重要です。
効果的なプレゼンテーション、交渉、カスタマーサービスのスキルを磨く必要があります。
➃時間管理スキル
限られたリソースの中で効率的に業務をこなすためには、
優先順位をつけて時間を管理する能力が必要です。
納期の遅れは信頼にも繋がるためきちんと管理する必要があります。
➅技術スキル
特定の業界やビジネスに必要な技術的な知識やスキル。
例えばデザインスキルやプログラミングスキルが含まれます。
4. マーケティングフレームワークの理解と活用
スモールビジネスの成功には、効果的なマーケティング戦略フレームをご紹介します。
➀SWOT分析
SWOT分析とは、長所短所を洗い出し、伸ばせるところは伸ばし、
対策が必要なところは改善していくための分析です。
SWOTでは、自社が抱える内部環境(ブランド、資産)を強み(プラス要因)、弱み(マイナス要因)に分類し、
自社を取り巻く、外部環境(市場、経済)を機会(プラス要因)、脅威(マイナス要因)の4つに分類します。
内部要因と外部要因を合わせて見ることで、
思いもよらなかったチャンスが見えてきたり、
反対に今後起こりうる脅威も発見することができます。
➁STP(セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング)
ferret-one.com引用
- セグメンテーション(Segmentation):市場を細分化し、異なるニーズを持つグループに分けます。
- ターゲティング(Targeting):ターゲットとなる市場セグメントを選定します。
- ポジショニング(Positioning):選定したターゲット市場に対して、製品やサービスの位置付けを明確にします。
➂4P(製品、価格、場所、プロモーション)
ferret-one.com引用
- 製品(Product):顧客のニーズに合った商品やサービスを提供します。
- 価格(Price):競争力のある価格設定を行い、利益を確保します。
- 場所(Place):商品やサービスを適切な場所で提供し、顧客に届きやすくします。
- プロモーション(Promotion):効果的なプロモーション手法を活用して、顧客にアプローチします。
▼ 価格(Price)を決める時は、主に利益・需要・競合を分析します。
ご紹介したフレームワークは、
ビジネスを始める時に行い全体を把握しておくことで
見えなかったことに気付くことができ、新しい課題の発見につながります。
5. 私の最近注目しているスモールビジネス
私、セイカが最近注目しているスモールビジネスは、
在庫を持たずに自分のスキルだけで行うスモールビジネス。
副業や何かをしてみたいという方は、
尚更、小さくスタートしたいのが根底にあると思います。
まずは、初期投資・初期費用をあまりかけずに
スタートできるものから考えましょう。
全くかからないとはいかないと思います。
初期投資があまりかからないやり方を探すのも一つのてです。
私は今の時代、
"何処にいてでも収入が生まれる仕組みのビジネス"
に注力すべきだと思っています。
何か仕事が手にある人は、
副業→独立開業をするという順番も良いかと。
例えば、
・Webライター
・SNS運用・代行
・イラストレーター、デザイナー
・コンサルタント
・家事代行
などなど…
場所や在庫を持たずとも、出来ることは様々。
私の周りは、
沢山の案件をこなして、
3社の事業を手伝って月に40万を確保し
その資金で自分のやりたい事をスタートさせた人もいます。
自分のお気に入りのカフェで作業ができて、
好きなときにパソコンを開いて作業。
自分が選択した人とオンラインMTG。・・・・
常に選択肢を沢山持っている状態でスモールスタートをしてみる事をおすすめします!
まとめ
今回は「一人で始める時のスモールビジネス」と題して
何から始めたら良いのかわからない方向けにマガジンを執筆いたしました。
事業を始める際は、下記のポイントを抑えておきましょう。
➀市場の見極め方
➁準備とスキル
➂事業のフレームワーク
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