アートとビジネス(お仕事)は、深い関係があります。
アートはセンスを磨くだけの手段ではなく、日常生活やビジネスには欠かせない学びの一つなのです。
このよう経験をしたことありませんか?
・新しい発想や、楽しい発想が浮かばない
・頭が凝り固まっていると感じる
・相手の意見が理解できず、自分の意見を押し付けてしまう
などなどクリエイティブ職だけでなくとも、当てはまると思います。
今回はそのような悩みを解決できるマガジンです。
前回と前々回のマガジンで、「センスを磨くためのアート」は、
みなさん理解できたと思いますので、アートに一歩踏み込んでみましょう。
1,アートとビジネスの関係性
2,アートをビジネスに活かす方法 3,ブランディングとアート
-----PROFESSIONAL限定-----
4,アートビジネスの未来展望
5,アート思考について
1,アートとビジネスの関係性
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アートとビジネスは、見かけ上は異なる領域のように思われるかもしれませんが、
実際には深い関係性が存在します。
アートをビジネスにしたり、ビジネスにアートを使用したり双方にとって欠かせない存在です。
アートをビジネスに活かす
ファッションブランドや陶芸作品、家具、絵画など
アーティストと呼ばれる方達はアートをビジネス(お仕事)にしています。
ビジネスにアートを使用
企業の広告、カフェの内装など、やりたいことに対して「アート」でアプローチします。
もちろん機能性や味で勝負できるかもしれません。
ただ、1500円のコーヒーを出すのにはそれなりの内装やサービスでないと、お金は出したくなりません。
価値と釣り合うようにするためにもアート(内装)はとても重要なのです。
このように、アートとビジネスは双方必要不可欠な存在で支えあっています。
2,アートをビジネスに活かす方法
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アートをビジネスに活かした方法について今回は、
「ブランドイメージの形成」についてご紹介します。
ブランドイメージを伝える時に、”情緒的価値”をくすぐるのが上手なブランドは
ユーザーに刺さりやすいです。
情緒的価値とは、ユーザーが感じる感覚的・精神的な価値のことです。
例えば香水は、広告を見ただけでは匂いは分かりません。
しかし見た広告のコンセプトや、パッケージデザインがドストライクで好きだった場合、
その商品に憧れを抱き、匂いを知る前に「欲しい」と思わせることができます。
この香水を身に纏ってお出かけしたい。デートに遊びに行きたい。
とワクワクする想像を膨らませられることができます。
情緒的価値のアプローチが上手く、ヒットした商品はYOLUのシャンプーです。
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※yolu.jpより引用
今までのシャンプーのCMは、「ツルツルな髪」や「乾燥を防ぐシャンプー」などの
機能面でのアプローチが多かったです。
しかしYOLUのシャンプーは「夜の間にキレイをつくる」とコンセプトで売り出し、
発売してすぐ売り切れ続出の商品になりました。
疲れた日のご褒美のような気がする上に、
デザインにおいても非日常な感覚を味わえるパッケージデザインで
とても使いたくなります。
このようにブランドの世界観に引き込むことで、モノの魅力を何倍にも伝えることができます。
3.有名アーティストとのコラボレーション
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※uniqlo.com引用
コラボレーション商品では、UNIQLOのグラフィックTシャツブランド、「UT」がとても有名ですね。
話題となっているアートや音楽、アニメ、映画などなど、
さまざまなジャンルとコラボしたTシャツを展開しています。
毎回話題性を呼び、日本に限らず世界でも人気を誇っています。
アパレルとアート作品のコラボは、そのブランドのファンとアート作品のファンの方はもちろん、
話題性が広がることで全く知らなかった層にもアプローチができます。
今後のコラボにも目が離せません...✨
-----PROFESSIONAL限定-----
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4,アートビジネスの未来展望
デジタルアートとNFT
デジタルアートとNFTが、アート市場とビジネスに与える影響について見解を書いてみました🖋
デジタルアートは、アート市場やビジネスに多くの変化をもたらしています。
デジタルアートの制作や配信が容易になったことで、アーティストは従来の物理的な作品を超え、
より広範に作品を届けることができるようになりました。
NFTの影響
NFTは、デジタルアートの所有権や唯一性を保証するための新しい技術です。
これにより、デジタルアート作品に対する価値や希少性が認識され、
販売や取引が可能になりました。
作品の起源や所有権が透明化されるため、NFTの取引所やマーケットプレイスが急速に増加しており、
デジタルアートの新たな商業化のモデルが形成されつつあります。
また当時ヒアリン小学3年生だったZombie Zoo Keeper君は
夏休みの自由研究でNFTをアートを作りました。
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ピクセルアートを売り、80万円の価格で取引されました。
このように、「どの有名アーティストが書いているのか」から「自分が良いと思ったものを買う」に
現代の人も思考が変わってきているかと思います。
5,アート思考について
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アート思考とは、今まで出てこなかった発想や新しい視点を生み出せることです。
↓
凝り固まった思考から、ユニークな思考に変換する
アートを学ぶのにもいろいろな方法があります。
その中でも自分の好きなものや、見てワクワクするものから学ぶことがおすすめです。
ラグジュアリーな家具を見たときにワクワクする。ヨーロッパの街並みを歩くとドキドキする。
などなど感性や直感を重視して、論理的な分析だけでなく感情にも耳を傾けます。
それはなぜだろう?と自問自答し、答えが分かったときに素敵なひらめきに繋がります。
自分がワクワクするということは、他の人もワクワクするはずです。
お仕事で使う際には、こういう仕掛けをしてユーザーをワクワクさせたい!
など応用して実行することで、一歩一歩アート思考を身につけていきましょう✨
まとめ
アートをビジネスに落とし込む。いかがでしたでしょうか✨
アート作品を情緒的にアプローチしたり、コラボ商品にして手にとってもらいやすくしたり、
これを読んでいる方は色んなインスピレーションを受けたかと思います。
とことん深いアートの世界。今後はデジタルの普及もあり、新しいアートが生まれてくる思います。
ただ根底にあるものは、人が0→1が作り出す根強さがあり、
どんな形になってもアートは必要不可欠だと思います。
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